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大学は入試問題の正解を公表してくれませんか。



この時期になると必ずやってくる灰色の封筒。
本年度の大学入試問題が入っています。

例の旺文社の『大学入試問題正解』の原稿執筆というお仕事です。

大学側、原典著者の側の許可など、
いろいろ調整が必要なので
予備校が作る解答速報とは性格を異にしています。
ふつうは大学側の正解が公表されるわけではないので、
責任重大な仕事です。

意外と知られていませんが、
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なぜ「教養」なのかという非政治的理由



「国語」という教科の世の中の建前、本音はよく分かった。

で、あんたは「国語」に代えて「教養」を、と言っている。
「教養」にどんな理念を込めたいんだ?
という疑問が当然湧いてくると思われます。

前回私はブログの最後に次のように書きました。

ここでは、もう少し政治的な立ち回りとして(もちろん政治だけじゃないのですが)、
「国語」をやめて「教養」にしてみたらどうでしょうと、述べてみたのでした。

じゃあ、
政治だけじゃない部分はどうなのか?と
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国語廃止論――「国語」の文科省的な目標と指導現場の本音


高校の国語を廃止しよう、という提案を先に私はしました。
そこには、高校生の日本語運用能力はもとより、
国語教員の負担の大きさから、
ポスドク問題までさまざな問題を何とかしたいという動機がありました。

その後、
何人かの方からコメントをいただきました。
その一つは、「高校で日本語を学ぶ目的は何かという目的意識が見えてこない。
教養ということばで、その目的がぼやけてきちゃうんじゃないのか?」
という内容でした。

この問いを受けて、
国語(私は古典については門外漢なので、現代文ということになりますが)の目的、目標について
考えてみたいと思います。
そうした目的の問題を考えていきますと、結局、本音として大学入試対策というところにいかざるを得ない。
そして大学入試を変えるためには、
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高校の「国語」を廃止しよう!!



最近、読んだ本、話した友人、仕事で関わったこと
みな文脈は違うが、
一致して示している方向性がある。

それは、高校国語(特に現代文)の指導現場の負担の大きさである。
入試問題が質的に変化し、また難度も高まるなかで、
(特に若手の)国語教師にとってテクストを精密に読み、解説するのは
相当難しい作業となってきている。

小論文を読んでください、
志望理由書を添削してください、
AO入試の面接対策お願いします……
多様化した入試を前に
生徒のリクエストもさまざまで、
国語科の教員は、
この時期ほんとうに寝る間も惜しんで働いている。

一方で、
大学は教養部、教養課程を解体し新しい四文字学部に改組。
学生確保に躍起になっている。
教養軽視の方向である。

言葉を通じて世界を捉えなおし、
自分で考え学び続ける土台ともいうべき教養が廃れていくのである。
これでは大学に入って学ぶ専門課程についていけないのも当然である。
(自分の学生時代の教授にこの文章を読まれたら、
「お前のレポートなんて読めたものじゃなかったぞ」と突っ込まれることを承知で、
あえて、自分を棚に上げて書いてます。)

また、
高学歴ワーキング・プア、オーバードクター、ポスト・ドクターの増加は
社会問題ともなっている。
特に人文系は深刻である。
彼らは、高度な語学の力と専門知識をもっていながら
宝の持ち腐れ状態で生活すら厳しい状況にある。

何とかならないか?
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センター試験で「やっちゃったー」と思っている受験生へ


↑雪の舞う今朝の仙台市街。

これまでの努力が報われず、
徒労感、虚無感に陥っている人はいませんか?
入試は大学側の求める正解を当てるゲーム。
一方の人生は正解がない。
特に今のように混沌とした時代は、
こう生きていけば安心という規定コースが
危うくなりかけている。

だから受験勉強で得たものは人生の役になんか立たない……
と見えて実はそうじゃない。
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センター直前の受験生へのアドバイス 試験監督のブログを紹介します。



受験生の皆さん。

いよいよセンター試験間近ですね。

東北大学の院生時代の先輩(某国立大学の教員)が、
おそらくは国立大学の教員と思われる方の
ブログ記事を紹介してくれました。
見てみるとその中の一つの記事に
まさにセンター試験直前期のいま、
受験生が欲しているタイムリーな記事を見つけました。

そのリンクは後で示しますが、
まずは国語(現代文)を教える側として
僕から授業でも述べたアドバイスを三点ほど。


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センター試験直前の「現代文」最重要原則総まとめ

JUGEMテーマ:大学受験



いよいよセンター試験ですね。
そこで受験生のみなさんに最後のまとめを公開します。
授業を通じて「蚊取り線香マーク」で板書し解説してきたことですが、
なかでももっとも大切な事項を整理して、この機会にまとめて示しましょう。

冬期講習でいっしょにやった人には、
プリントを配って説明した内容の、増補改訂版ということになります。

講習で会えなかった人、ぜひこのまとめを活用して、
「センター試験」の現代文に役立ててください。

全体を二つの原則下記のに分けて最重要項目を列挙しました。

[A]読解原則……15項目
[B]解法原則……12項目

それでは、受験生のみなさん、
日ごろの力が発揮されますことを!
かげながら健闘を祈っています。
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今年も「的中」しました!?

JUGEMテーマ:大学受験

初冬の朝

 ある生徒が質問に講師室にやってきて言うには、

「先生が夏期講習の際に薦めてくれた本が的中しました」

とのこと。

へぇー、とあまり表情は変えず、
クールに受け止めるふりをしつつ、

心の中では
「よっしゃー!!  やったじゃん!」
と叫んでいる。
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続・入試現代文は摩訶不思議な世界です。

JUGEMテーマ:大学受験


今日は
秋田中央高校の生徒さん
百数十人に出張講義。

秋田新幹線車窓より

今日はお疲れさまでした。

広い会場で
90分×4コマ(現代文は2コマ)というのは
馴れないと辛かったと思われますが、
よく最後まで集中して頑張りましたね。
皆さんの意欲が伝わってきました。

今日は
こんな道具を使ってみてください、
こんな勉強法を試してみてください、
という話が中心でしたが
それを自分でカスタマイズして
今後の勉強に役立てもらえれば
嬉しいです。

それから
先生方には
本当に細やかお気遣いをしてくださり、
ありがとうございました。
おかげで
気持ちよく講義することができました。

さて、昨日の続きの話……
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入試現代文は摩訶不思議な世界です。

JUGEMテーマ:大学受験

秋田駅
↑秋田駅改札口。右上には竿灯も。

今年も9月はあっという間に
過ぎていきました。

今日は
明日の出張講義のため
秋田へ移動する日です。

先のブログ記事で、
作問倫理(学)の提案をしましたが、
話は面白そうなんだけど、
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