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大学でのオンライン授業が開講して一週間 ここには新しい可能性がある!

大学でのオンライン授業開始一週間。

とかく対面授業での代替手段と捉えられがちだが、新しい可能性を感じたのでブレスト的に書いてみる。

・学生との距離感がとても近い。

彼らは基本顔は出さないが、何か発言を求めればチャットでどんどん返してくれる。

タイムラインは怒涛の流れで追いきれないほど。

・90人ほどのクラスだが、チャットでの情報共有によって、
学生間でお互いにどんな仲間がいるのかが言語情報的に可視化される。
また異なった立場や観点から意見を出してくれるので多様性があるし、
他の学生のコメントから学ぶ機会が多くある。
・そういう意味では90人がひとグループになったグループワークをしている感覚。
対面授業では5〜6人が限度だが。
・もちろんそこには難点もある。
 
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オンライン授業でこそ、ライブ感と身体性が必要

自宅待機要請が続くなか、

オンラインで学びの場をどう作るかが喫緊の課題でして、

ただいま試行錯誤中です。

 

録画による動画配信授業やzoomによる双方向授業を経験しましたが、

そこで私はライブ感と教員の身体性を大事にしてきました。

 

ライブ感というのは、

普通の授業と同じ時間の流れで収録するということです。

書き間違えたり言いよどんだり沈黙したりしても編集はしない。

ノイズや情報量ゼロの部分が出てきても、

カメラを止めずに知らん顔で授業は進みます。


教員の身体性というのは、

見やすいフォントで情報が整然と並んだスライドなど用意せず、

私自身が身体を晒して語りかけ、読み、そしてホワイトボードに癖のある文字で書いていくという

身体の運動をそのままカメラで伝えるということです。


勿体ぶった言い方をしちゃいましたが、

実は撮り直すのもパワポ作るのも面倒だから、

自然にこうなった、というのが正直なところです(^^)

 

メルロ=ポンティは

「間身体性」という概念を提起して、

意識以前の非人称的な身体が共振する協働性を探究しましたが、

授業という場が教師の身体と学生の身体、

あるいは学生同士の身体が共振するような体験-追体験の場であることを、

はからずもオンライン授業という場が教えてくれるように思われます。

 

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