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書斎の蛍光灯の復旧工事をしたのだが……

JUGEMテーマ:2011 地震(東北地方太平洋沖地震)



 電気が復旧した。

といっても福島第一原発の話ではない。

僕の部屋の照明である。
僕の書斎は11日の地震で照明が落ちた。
いや厳密には、本棚が寄りかかってきて
その重みに耐えかねてもぎとれた……ものと推測される。

そこで断絶したケーブルをつなぐ作業。
電線をペンチで切ったり
ドライバーで螺旋をとめたり
といった作業はほとんど手が忘れていた。
久々忘れかけていた手の働かせ方をした。

メルロ=ポンティは心身二元論を批判して、
身体一元論とでも言える考えを呈示する。
それは(小難しい議論を脇に措けば)
結局のところ、
精神的な作用は身体の末端に至るまで、
全身に宿る何かだという説である。

だからドライバーをもつ僕の指先の末端に心はある、
という言い方ができる。
そういう身体の働かせ方を身体=精神が憶えていたのだろう。

配線を済ませたら
蛍光灯全体の重みを支えるストッパーを
コードを被う布製の紐にうまくかませる作業がある。
これは難航した。

手が大きすぎて細かい作業が
やりづらい。

しかし、妻の支援もあって何とか完成。

天井へ設置して、スイッチを入れてみる。

おーー、点いた。

というのが上の写真である。
(よく見るとゆがんでいる部分がある。
これが落ちたときの衝撃でゆがんだものと推測される)

ただ、蛍光灯のカバーの留め具3つのうち
1つが破損していることが判明。
何とか使えそうな気もしたが、
最終的に
余震も続くから危険だと判断。

これがこの蛍光灯最後の輝きとなった。

あんまり使ってやらんうちに
捨てることになって、
ごめんな、という気持ち。
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