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アニキからのメール



僕には「アニキ」と呼ぶ先輩予備校講師が仙台にいる。
何度かこのブログにも登場してもらっている。

さてそのアニキが゜困っていないかと思い
メールを書いてみた。

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3月24日
竹内ゆきやからアニキへのメール

食べ物、飲み物など何か不足品はありませんか?
こっちから送るから遠慮なく言って下さい。
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それに対してアニキからメールが返ってきた。

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3月24日
アニキからのメール

小一時間かけて周辺を2週間ぶりに歩き回ってみた。
近所のセブンイレブン、ヨークベニマル、その他の小売店は軒並み閉店。
回転寿司屋が1人前1000円の握り寿司を売っていたが…素通りしてきた。

実は、大した被害もなくライフラインもいち早く復旧して、
恵まれた境遇で生きている「罪滅ぼし」のつもりで、
敢えて耐乏生活を続けてきた。
2週間、全く買い物をせず買い置きを食い繋いできた。
でも、そろそろキツいかな、と歩き回ってみたものの…

もともと車を持たないおいらは(自転車すらないぜ)
今回少しだけ辛い。
でも
仙台は街中ならかなりモノが手に入るようになってます。

さて、何か送って貰おうかな、
と考えてみたものの、
悲しいかな何一つ浮かばない。
多分、大丈夫なんだろう。
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メディアはどうしても悲惨な状況を取り上げがちだけど、
こうした人もいるということはなかなか伝わってこない。

アニキは
自分が運よくほとんど被害らしきものを受けなかったことを、
むしろ申し訳なく思ってさえいる。
別のメールでは、
こちらがちょっと驚くほど
自分を強く責め続けてさえいる。

だけど、アニキのような人がいることがむしろ救いだ。

震災後の暮らしの再建、経済の復興ということを考えれば、
アニキのように比較的軽微な被害の人たちが、
大きな役割を果たす場面がきっとあるはずだ。

そして、
僕のように関東にいてさほどの被害を受けなかった者が、
濃淡はいろいろあれど、
震災に直面した人々の力になるときがきている。
微力ではあるが。

僕は僕で自分にできることを考えている。

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